- 飾りやすいサイズのホグワーツ城
- とにかくディスプレイに特化した美しいモデル
- 自分で作り上げるホグワーツ
やっぱりハリポタファンなら、部屋にホグワーツ城を飾りたい!
でもデカいのは飾れない…。
そんな我々の思いを汲んでくれたのか(?)、ちょうどよいホグワーツ城がレゴで発売されています。
ホグワーツ城はハリポタで最も象徴的なモチーフなので、全てのハリポタファンにおすすめ。
この記事では、レゴ ホグワーツ城(76419)の組み立ての面白さや完成品の美しさを余すことなくご紹介します。
レゴ ホグワーツ城全貌(76419)は6個目のホグワーツレゴ
ホグワーツ城のレゴはこれまでにもたくさん発売されています。しかし、城の全てを再現したモデルはなかなかありませんでした。
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直近のセットはホグワーツ城(71043)ですが、幅69×奥行き43cmという特大サイズ。奥行き40cmある大きめの棚でもはみ出ます。
日本の狭小住宅ではなかなか買う勇気が…
今回紹介するホグワーツ城全貌(76419)
タイトルがホグワーツ城『全貌』というだけあって、前作・ホグワーツ城(71043)よりもさらに広い範囲を再現しています。
なのに小さい!
やはりホグワーツ城は、ハリポタファン誰もが家に置いておきたいもの!
ハリポタファンの願いを最大限叶えたレゴセットです。
レゴ ホグワーツ城全貌(76419)を開封
箱は大人レゴ(18+)共通の、黒いシックなデザインです。
大変重いので、持って帰るのに苦労するかもしれません。
2660ピース。袋は22番まで
ピース数は2660個で、山のように入っています。シールは無しで全てプリントパーツ。
22個の袋に小分けに入っているので、少しずつ組み立てていけますし、パーツを探すのはそう大変ではないです。
大きめの皿にあけて、パーツが重ならないようにすると見つけやすい!
ホグワーツ城豆知識つきの説明書
説明書には、随所にコメントが書かれていました。内容はホグワーツ城の豆知識などで、今組み立てている場所が何かもわかるのが親切!
デザイナーさんの紹介もありました!
デザイナーのYi-Chien Chengさんは、レゴ社のデザイナーになる前は建築家だったそうです。
組み立て終わった今思うと、元建築家がデザインしてるなら、この完成度は納得です。天才の所業としか思えませんでした…。
レゴ ホグワーツ城全貌(76419)の組み立て
組み立ての面白かった部分と、注意点を紹介します。
城内部をも再現!ワクワクする
組み立てはじめてすぐ、城の地下の内部を建造します。
こっそり仕込むような気持ちになって、楽しい部分でした。
地上建物には、大きさや見栄えの関係で部屋を仕込めませんが、地下ならできる!ということですね。抜かりなくやってくれるのが嬉しい。
まさかのパーツを使う「見立て」
今回のセットは、かなりスケールを小さくしたセットです。
通常のミニフィグに合わせたサイズよりも小さいので、普段と違うパーツの使い方をたくさんします!
ボーバトンの馬車なんかすごいです!葉っぱとツノをペガサスに見立てています。天才?
ペガサスと馬車をつなぐ手綱は、燭台パーツを使っていました。
全体的に小さいパーツが多め
スケールを小さくしているため、細かいパーツで細部を表現する必要があります。
小さいパーツでちょこちょこ組み立てていくので、結構間違えやすい!
パーツをつけ忘れたり、間違えたまま進んでしまうと、後で修正が大変になります。
説明書にある「使うブロック」を都度全て取り出しながら組み立てると、ミスが減りますよ。
間違えやすい分集中するので、ひと段落するとスッキリした気分になりました。大人レゴの醍醐味?
所要時間は9時間前後
完成まではおよそ9時間前後です。
もちろん、個人差はあります!
ぶっ通しでやることはないと思うので、数日から一週間程度かけて組み立てることになります。
レゴ ホグワーツ城全貌(76419)の完成品レビュー
完成したホグワーツ城がこちら!!非常に達成感がありました!
見てくださいこのアングル!あまりにもホグワーツです。すごい〜〜。
城の裏側を見ると、先ほど仕込んだ地下の部屋が見えますよ。
城の正面には、ミニフィグを置く場所も用意されていました。
これはホグワーツの設計者で、名前は特にありません。
ホグワーツを設計したのがどんな人物かは、どこにも語られていないはずです。なぜそんな人物がミニフィグに?と最初は疑問でした。
しかし今回は、このセットを完成させた私たちがホグワーツ城を建てた設計者でもあり、それを象徴するものとして、この身元不明な「設計者」が選ばれたのかなと思っています。
コンパクトかつ最大限に再現された城の景色
とにかく素晴らしかったのは、これだけコンパクトに収めながらも、私たちの知るホグワーツの景色が随所に再現されていたところです。
代表的な場所を紹介していきます。
黒い湖
クリアパーツを使用した湖面が美しすぎました。今回のホグワーツ城の中でも、かなりのお気に入りポイントです。
このキラキラ輝く湖面が、このセットの高級感を高めています。
ボートハウス
新入生がボートでたどり着く、ボートハウスです。かわいすぎる…。
ここから城の方へ続く道や階段も、たまらない角度と蛇行になっています。
大広間
新入生の組み分けや、毎日の食事をする大広間。これの屋根をつけるのが結構難しかった。
ホグワーツの戦いにて爆破した橋
この大きな橋は、最後の戦いでネビルたちが爆破した、あの橋です。
橋を支える柱の部分がずいぶん不安定なのですが、映画でもこの橋は歪んで今にも壊れそうだったので、そこまでも再現しているのか?とおののきました。
温室
薬草学の授業でおなじみの温室ですね。ここでマンドレイクの授業もしていました。
魔法薬学の教室
魔法薬学の教室は地下にあるので、再現されていました!
この小さな3つのパーツだけで、机と大釜だとわかるのも面白い。
映画の名シーンを凝縮
お城の外観だけでなく、映画の名シーンを思い出す印象的な舞台も用意されていました!
ぎゅっと小さく凝縮されています。
賢者の石
賢者の石を守る罠が全て再現されています。
悪魔の罠と空飛ぶ鍵の間。ぼんやり青い光が差し込んでいるところも完全再現!
鍵の間をクリアして魔法使いのチェスですね。
ここもカギの間の閉まっている扉と、その先への階段があって、本当に細かすぎる!
そしてチェスをクリアした先にあるのが、ヴォルデモートと直接対決した場所。
みぞの鏡ある…!これ実はキバのパーツを使っています。
秘密の部屋
地下といえば秘密の部屋も!これも小さいのになんという再現度…。バジリスクが出てきています!
暴れ柳に捕まっているフォード・アングリアもいますよ。
炎のゴブレット
トライウィザード・トーナメントに出場する2校もやってきました。
これは城の外観のいいアクセントになっています。城の模型の味気なさを払拭してくれる、2つの遊び心です。
再現されていない場所もある
見てきたように、城のほとんどの重要な部分は再現されています。
しかし、再現されていないものもありました。
- ハグリッドの小屋
- 時計塔
- クィディッチ競技場
これらは映画でもよく出る代表的なホグワーツの建物ですが、今回は残念ながら入っていません。
いずれも城から少し離れた場所にあるため、入れるにはセットを大きくする必要があったと思います。
でもそれだとこのセットの「コンパクトに飾れる」という大きなメリットがなくなってしまいますからね。
今回はない方が正解だったと思います。
ちなみにクィディッチ競技場は、以前ポリバッグで出た「クィディッチの練習」がサイズ感ちょうど良さそうでした。笑
このセットを広げるなら、使えそうです(グリーンの色は変えた方がいいかもですが)。
文句なし最高のディスプレイモデル
ディスプレイモデルとしては文句なしでしょう。
レゴは光を当てたときのツヤ・反射がほんとに綺麗です。他の模型にはないところだと思います。
家が狭くても飾れるサイズ
最後にサイズですが、幅35x奥行25cm。Macbook Pro16インチとほぼ同じサイズ。
幅は箱ティッシュ1個半、奥行はティッシュよりやや大きめくらいです。
一般的なカラーボックスにもピッタリ入ります。
レゴ ホグワーツ城全貌(76419)の全体的な感想
ホグワーツ城を詳細に再現できる最小サイズ、といった感じのセット。
組み立ても面白かったし、レゴのパーツでいかに表現するかという工夫が随所に見て取れました。
ホグワーツ城の模型はレゴ以外にもありますが、やはりどこか味気ない。
建物というのは部品を組み立ててできているので、レゴのような組み立て式モデルでこそリアルな存在感が生まれるんじゃないかな〜と思っています。
あらゆるハリポタファンにおすすめできるレゴです!