- ピックアブリックはどこでできる?
- どれくらいの値段で、どれくらいの量ゲットできるの?
- できるだけたくさん詰める方法が知りたい!
ピック・ア・ブリック(PAB)は、好きなパーツを自分で選んで購入できるサービスです。
詰め放題のお店がほとんどですが、量り売りができる店舗も!
詰め放題の場合は、詰め方によってゲットできるパーツの数も大きく増えます。戦略的に詰めて、なるべく沢山パーツを手に入れたいですね。
この記事では、基本的な情報から詰め方のコツまで、ピック・ア・ブリックに関する情報を紹介します。
たくさんパーツをゲットして、思うままにレゴ作品を作りましょう!
ピックアブリックができる場所
ピック・ア・ブリック(PAB)には、「詰め放題」と「量り売り」の2種類があります。
詰め放題 | 量り売り | |
---|---|---|
店舗 | レゴストア レゴランド | LDC東京 LDC大阪 |
税込価格 | 【レゴストア】 大:3000円 小:1789円 | 1g=10円 ※東京:50g〜購入可能 ※大阪:〜29g一律300円 |
パーツ種類 | 30〜80種類 | 200種類前後(東京) 100種類前後(大阪) |
詰め放題の店舗
詰め放題は、決められた値段・大きさの箱に詰められるだけパーツを詰めて購入できるものです。
PABができるほとんどの店舗は、詰め放題形式です。
量り売りの店舗
量り売りタイプのお店では、グラム単位で値段が決まっています。
量り売りができるお店は、2店舗しかありません。
LDC東京/大阪の施設は大人のみでの入場ができませんが、ショップは施設の外で誰でも入れるので、大人のみでも普通に入れます。チケットも不要です。
おすすめの店舗
私は関東圏なので、関東圏でのおすすめを選ぶとするならお台場のLDC東京(レゴ・ディスカバリー・センター東京)です。
置いてあるブロックの種類が、レゴストアとは比べ物にならないくらい多い!
壁の表裏に200種類前後のブロックが並んでいます。
レゴストアの場合は、店舗によって違いますがおおむね30〜80種類くらいです。
私が行ったレゴストアの中では、さいたま新都心店などはPABの種類が多い方でした。
オンライン版は日本にはないが…
レゴストアやLDCが近くにない場合、オンラインでできると助かりますが、、、
2024年7月現在、日本においてオンライン版のピック・ア・ブリックはありません。
しかし海外のレゴ公式オンラインストアでは、ピック・ア・ブリックが存在しています。
1個〜円で好きなパーツを好きなだけ買うことができるみたいです。パーツの数もなんと1万種類以上…!
いつか日本でも導入されることを祈ります!
ピック・ア・ブリックの値段
詰め放題の値段
詰め放題のピック・ア・ブリック(レゴストア)の値段は、箱の大きさにより2種類あります。
- 大:3000円(税込)
- 小:1789円(税込)
大は小のちょうど2倍の大きさです。
小2個買うなら大1個買う方がお得ですね。
箱(大) | 約9×18cm |
---|---|
箱(小) | 約9×9cm |
量り売りの値段
- 1g=10円(税込)
LDC東京では50g(500円)から購入できます。
LDC大阪では29gまでは一律300円です。
【詰め放題 vs 量り売り】どちらがお得なのか?
正直、詰め放題の詰め方によるので、どちらがお得とも言い切れません。
ですが、基本的にはほぼ同じくらいと考えていいと思います。
先日店頭で適当に詰めた時のPABの重さを測ってみました。さらに、もう少し頑張って限界まで詰めた時の重さも測ってみました。
店頭で適当に詰めた時 | ギリギリまで詰めた時 | |
---|---|---|
重さ | 267g | 313g |
量り売り価格 | 2670円 | 3130円 |
詰め放題価格 | 3000円 | 3000円 |
ギリギリまで詰めたものは量り売りより若干お得ですが、ほぼ同等ですよね。
店頭で適当に詰めると、意外と余裕のある詰め方になってしまうこともあるので、その場合は量り売りに負けるかもしれません。
さらに時間をかけてパーツをギチギチに組んで詰めた場合は、上の表の「ギリギリまで詰めた時」よりかなり入るので、確実に量り売りよりお得になるでしょう。
でも時間がかかるし、よっぽど人がいない時しかできない…
ゲットできるパーツの種類と量
パーツの種類
レゴストア | 30〜80種類程度 |
---|---|
LDC東京 | 200種類前後 |
LDC大阪 | 100種類前後 |
どんなパーツがあるかは店舗によって異なります。
一部のレゴストア(ベネリック系列)では、ラインナップが定期的に公開されているので便利です。
ベネリック系列のレゴストアを見る
佐野店、富士見店、東京駅店、六本木ヒルズ店、横浜ランドマークプラザ店、土岐店、御殿場店、mozoワンダーシティ店、長島店、滋賀竜王店、梅田店、心斎橋店、EXPOCITY店、りんくう店、神戸三田店、鳥栖店、ららぽーと福岡店、ポップアップストアミント神戸店
詰め放題のパーツ量の目安
先日PABでゲットしてきた箱(大)のパーツ量は326個でした。やや余裕があったので、もう少し詰められるかも。
同じ種類のパーツだけ入れたら何個入るかも試してみたので、目安にしてみてください。
- 箱(小)です(大は2倍して下さい)
- 組んだり並べたりせずガサッと入れた場合です
1×2ブロック
240個
1×4ブロック
113個
詰め方のコツ
詰め方によって、ゲットできるパーツの量が結構変わります。
2024年に、箱が円形から四角になったので、かなり詰めやすくなりました。
ここではパーツをたくさん詰めるためのコツを紹介します。
- 大きいパーツの隙間に小さいパーツ…を繰り返す
- 一掴み入れるごとにトントンする
- パーツを揃えて入れる
- パーツを組んで入れる
大きいパーツの隙間に小さいパーツ…を繰り返す
大きいパーツを入れた後のデッドスペースに、小さいパーツを詰めていくのが基本戦略です。
それをちょっとずつ繰り返していきます。
大きいパーツを箱いっぱい入れた後に小さいパーツを入れようとしても、下の方の隙間は空いたままになってしまいます。
なので、大きいパーツの層を一段作ったら、小さいパーツで隙間を埋めて、さらに大きいパーツの層を作って、隙間を埋めて…というのを私はいつもやっています。
一掴み入れるごとにトントンする
箱の底をテーブルでトントン叩いたり、箱を上下左右に揺することで、パーツが隙間から下に落ちてくれます。
最後だけトントンしてもあまり意味がありません。ちょっとずつトントン!
家で試してみたのですが、トントンしながらギリギリまで詰めたものをもう一度出して、トントンせずに一気に入れてみたところ蓋が全く閉まりませんでした。
ちょっとしたことですが、意外と効きます。
パーツを揃えて入れる
同じ形のパーツはなるべく揃えて入れると、デッドスペースが減ります。
特にプレートは揃えやすいですし、省スペース効果大です。
2×4などの大きめのブロックも、手間取らずに揃えやすいです。
全部綺麗に揃えようとすると手間がかかって難しいですが、プレート系だけでも揃えて入れると労力もかかりません。
パーツを組んで詰める
揃えて入れるの究極版。パーツを組んだ状態で入れていきます。
パーツを組んだらポッチ部分がなくなるので、相当入るようになります。
ただし、非常に時間がかかる!めんどくさがりな私にはできない芸当です。
注意点としては、お店に人が多い時は避けた方が無難ということ。
組んで入れるには、PAB脇の空いたスペースに箱を置いて詰めることになります。スペースは狭いことが多いので一人で長時間占有してしまうことも…。
特にお子さんがいる時は場所を譲りたいですね
実際に体験!
詰め方のコツもわかったところで、実際のPABの流れを紹介します。レゴストアにある詰め放題パターンのPABです。
レゴストアにはこういった丸がたくさん並んだ壁があります。この壁が目印です!
パーツを詰める
箱は2種類の大きさがあります。PABの壁周辺に置いてあることが多いので、好きな方をとって箱を組み立てましょう。
箱が置いてなければ、店員さんに言えば出してもらえます。
2024年にプラスチックの箱から紙箱に変わりました。店舗によってはまだプラ箱のところもあるかもしれません。
組み立てた箱に、好きなパーツを詰めていきます。
紙箱がやや不安定なため、こぼさないように注意。
先ほどのパーツの詰め方のコツも参考に、たくさん入れましょう!
蓋を閉めたら購入
詰め終わったら蓋を閉めます。
紙箱なので蓋が浮きやすいですが、押して蓋がピッタリと閉まればOK。蓋を押しても浮いてしまう状態だとダメです。
OK
ピッタリ閉じればOK。
NG
蓋が閉まりきってないのでダメです。
最後に箱が開いてしまわないよう、シールを貼ってもらえます。これで購入完了です!
量り売りの場合
量り売り(LDC東京/大阪)の場合は、PABの壁の近くに置いてある容器(あるいは袋)に好きなパーツを入れて、レジに持っていけばOK。
レジで重さを測定してもらい購入します。
購入後は、手さげ袋に入れてくれます。
ピック・ア・ブリックはどんな時に便利なのか?
最後に、PABって意外とやる機会がないな…と思っている方もいそうなので、PABの使い所を考えてみたいと思います。
特にお子さんはビルド・ア・ミニフィギュアの方が好きそう…
パーツをバラで手に入れる方法はPABの他に、国内のバラ売りショップ、海外のバラ売りショップ(bricklink)が代表的です。
それらを比べた場合、PABの良いところは、とにかくパーツが安く大量に手軽に手に入るところです。
しかし、パーツの種類、特に色が限られる!
PAB | 国内バラ売り店 | 海外バラ売り店 (bricklink) | |
価格 | 安い | 高い | 非常に安い |
在庫 | 多い | 少なめ | 非常に多い |
手軽さ | 手軽 | 手軽 | 面倒 |
種類(形) | 少ない | 多い | 非常に多い |
種類(色) | 非常に少ない | 多い | 非常に多い |
PABが便利に使える場面
この特徴を踏まえると、PABが便利に使えるのは色なんでもいい時かもしれません。
- 作品を作るときに、色は妥協できる場合
- 作品を作るときに、中の見えない部分(何色でも良い部分)に使う場合
色がなんでもよければ、種類の少ないPABでも使えるパーツが見つかりやすいですし、何より安上がりです。
とにかくでっかいタワーが作りたい!色はぶっちゃけどうでもいい!というお子さんには、PABはおすすめだと思います。
もちろんPABの目的は色々ですが、基本的に何を作るか決まっているときに利用しやすいです。
PABが使いにくい場面
逆にこういった場合は、PABは使いにくいかもしれません。
- 何を作るかわからないけど、自由に創作するためのブロックが欲しい
どのブロックがどのくらい必要かわからないので、PABに行っても何を買えばいいかわからないと思います。
その場合は市販セットのレゴ クラシックの方がおすすめです。
クラシックシリーズは様々な作品が作れるように、プロが計算してブロックを厳選しているので、何も考えずに買っても色々なものが作れます。
↑でも紹介していますが、何も考えずに買っても一番安心(偏りがない)なのは黄色のアイデアボックス<スペシャル>です。
でも、何の目的もなく適当に選ぶPABというのも面白いので、クラシックで創作に慣れたら、ぜひPABも楽しんでください!
まとめ
この記事では、ピック・ア・ブリックの基本情報から詰め方のコツ、実際のやり方まで紹介しました。
レゴストアでは、オリジナルのミニフィギュアが作れるビルド・ア・ミニフィギュアというサービスもあります。
PABと併せて、お人形の追加にどうぞ!